邦題「さすらいの女神(ディーバ)たち」を観に行ってきました!
「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが監督・主演。これは観ないわけにはいかないのです。
trailer
毎度のことながらネタばれしまくりなのでご注意を。
元テレビプロデューサー、だけど落ちぶれてバツイチ、もう見るからにダメダメなマチュー演じるジョアキムが、ニュー・バーレスクと呼ばれるショーダンサーを率いて巡業をする、ロード・ムービー。
もう、マチューのダメっぷりがほんとに素敵で最高!
かっこいいのに、どうもくたびれて見える感じがほんとにいいんですよね。わたしの中で、ヴァンサン・カッセルとマチューは似たポジションに居ます(笑)
でもかっこつけすぎなラスト・シーンがまじでかっこよかったなぁぁぁもう一回見たい!
観終わった後は絶対誰もがこの曲脳内ループします。かっこいいー
The Sonics / Have love, will travel
そしてそして、数々の素敵なダンサーたち。彼女たちは元々女優さんではなく、本物のダンサーたち。肉が付いて崩れた体も、ステージに立ってライトを浴びている時は輝いていて、とても素晴らしかった。
最初、冒頭でショーをがっつり映す感じでくるかなと思ってたら、あえてそういう場面は少なくて、ステージ横から映したシーンが多かったけど、それも意図してることが伝わってきて嬉しかったな。
ステージ以外のシーンも勿論素敵で、映画が進むにつれてどんどん皆が好きになっていく感じだった。きゃあきゃあいつも騒がしくて、仲がよくて、誇り高くて、懐が深い。
あのラストシーンで納得できたのは、彼女たちのキャラクターに依るところが大きかったかもな。
映画館で観れて良かったです。
あ、最後にもうひとつ。
エンディングテーマが流れた後の演出がかなりグッときました!
興味があれば、是非観てみてください★
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