2011/09/04

Exit through the gift shop。


かなり今更ですが、先週観てきました!Banksyのドキュメンタリー!!
公開直後に観に行った周りの人たちはみんな満足してた感じだったので期待しつつ、でも予告やサイト等一切見てなかったので良い意味でまっさらな感覚で行きました。

まさか、こんなに面白いなんて!ネタバレあると思うのでこれから観たいと思ってる人はご注意を。

とりあえずTrailer。



こんなにわくわくした気持ちで観たドキュメンタリーは初めて!
これはどこまでがホントなの?ドキュメンタリー風に撮った大がかりなジョークなの?と色々考えてしまったけど、もうなんでもいいや!

映像を撮り続けることにとりつかれたちょっと変わった男テリーが、1人のストリートアーティストに出会い、その世界にのめりこんで行く。様々なアーティストの活動(主に深夜、街の壁などに作品を描いたり貼ったり)を撮影していくうちに、彼らのドキュメンタリーを撮ることを決意。
その後、欠けていた最後の一片、ストリートアートのカリスマBanksyに会ったことで大きく事態が変わっていく。
最終的にこの映画は、この[Banksyとストリートアートを題材にドキュメンタリーを撮ろうとした男テリー]のドキュメンタリーという形になってます。
もう、いちいちテリーがバカでおもしろいのなんの。映画館で皆笑ってて、それも和やかで楽しかった!

Banksyは、自身の活動も含め、人を惹きつける術を知っている人だなと思いました。本音をジョークに隠して。この"Exit through the gift shop"というタイトルと相まって、本音の部分では、「アートってなんだろう?」って考えさせられる映画なんじゃないかなと。説教臭くない形で。もしくは、ビジネスとしてのアートへの批判か。

こちらで5分くらいの映像(主にイントロ部分)も観れます。


映画館を出た後「自分とは全く違う視点、気持ちで街を見てる人がいるんだなぁ」と考えて、なんだか街がキラキラして見えて(まぁ雨降ってたけど)、ちょっと泣きそうになりました。
最初と最後に流れたこの曲を聴きながら歩いたよ。

Richard hawley / Tonight the streets are ours


今夜街は僕たちのもの。


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