2011/09/19

Yuck's live at Duo music exchange。

15日(木)YUCKの来日公演に行ってきました!
場所はDuo、行ったことのある人ならわかるとおもうけど、フロアに二本柱があって場所を間違えると全然見えない。でもなんとなく、センターはダニエルじゃなく日本人女子ベーシストだと確信し、柱より下手側確保。正解でした◎(センターもマックスも見えたし!)

登場したダニエルはもじゃもじゃカーリーヘアにだるっとしたカーディガン。どう見てもBob dylan意識してて思わず苦笑い…いや、にやにや。ほんとモロだったから、若いってすごいなぁなんて思ったりして(笑)そういえば以前彼女と寄り添ったBob dylanごっこしてる写真もあったしな。

前半はかなりとばして、Holing out、The Wall、Georgiaと畳み掛ける。最初にGeorgiaを聴いた時、すごい!って思ったこと、でもアルバム出てみればGeorgiaがズバ抜けているというわけではなく、むしろそれ以上の曲が並んでいたことに驚いたことを思い出してました。
ライヴでの盛り上がりは、GeorgiaよりもむしろThe Wallだったかな。わたしがそうだったから思い込みかも(笑)でもGeorgiaイントロのギターがちょっとぼやっと始まっちゃったから、みんな反応遅れた感じだったかも。どっちかっていうと音源通りツインヴォーカルでやって欲しかったけど、でもダニエルがほぼ歌うのもライヴならでは感があって良かったかな。

その後の流れははっきり覚えてないんだけど、Milkshakeとかのゆったり目の曲も良かったなぁ。
マックスがvoとった曲も良かったけど、あれなんだっけ?素朴で安心感ある歌声でした。あと、女子ベーシストがvoとったはっぴいえんどの曲?わたし原曲も知らないしCDも買ってないから初聴だったんだけど、すごくいい声だったー!もっと歌えばいいのに!とは思わないけど、聴けて良かった。別に自分がメインで歌うバンドとかもやってそうだよね?どうだろ。

そしてわたしが一番グッときたのがアンコール!
大好きな、大好きな曲をまだやってなかったから、絶対くる!って最高潮のわくわくの中、やってくれました。

YUCK / The Base of a dream empty


そして、まさかやるとは思ってなかった、二番目に好きな曲!

YUCK / Rubber


確かに、やるとしたら最後しかないでしょ!って感じなんだけど、ほんとにまさかやるとは思わなくて。
最後の最後はノイズをひっぱってひっぱって終わりました。わたしは曲の途中からずっと目をつぶって、Duoの中にYUCKとわたししか居ないところを想像しながら、聴いていました。
目をつぶると、揺れるギターの音が右へ左へ移動するのがはっきりとわかって、楽しかった。正直、もっとあっさり終わっても良かったけど。ノイズの扱い?というかなんと言ったらわからないけど、その辺はまぁそれっぽいだけでした(笑)

ここからは完全に個人的なアレ。昔Cajun dance party時代サマソニでのライヴを見たんですが、全然良くなかった。
Cajun自体、周りがみんな大好きでわたしもそこそこ好き(partyでAmylaseかかると一番はしゃいでたけど。笑)、でも皆が楽しみにしてるのに感化されてサマソニ前はずーっとCajunばかり聴いてて、当日はソニックも人一杯で、期待値高すぎたのかもしれないけど、そこにあったのは、素晴らしいメロディを生かしきれない稚拙な演奏力とナルシストダニエルだけ。
演奏が下手だけならまだ我慢できたけど、完全に客をおいてけぼりにして自分に酔いしれるダニエルにドン引きして最後まで見れなかった。

だから、今回も結構そのことがチラチラ頭の片隅にあって、Georgiaでほぼダニエルが高めのキーを無理矢理歌ったとことか、最後のノイズとか、良かったんだけど、少し厳しい目で見てしまった。でもパフォーマンスとしては全然イライラするところは少なかったし、結論としては、ダニエルがギターヴォーカルになったのは素晴らしい!

YUCKはすごく今っぽいバンドなんだけど、聴けば聴く程90'sリバイバルしかもいろいろ詰め込んだいいとこどりって感じがします。でもそのバランス感覚が今っぽいのかな。

YUCK最高!


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