2012/03/13

Hugo

先週の金曜日、仕事終わってのんびりごはん食べた後に観てきました、「ヒューゴの不思議な発明」。
バルト9は遅くまでやってて、しかも平日夜は空いてていいね!!本当は2Dで観たかったけど、遅い時間は3Dしかやってなくて、我慢して観てきました。
3Dに関しては、やっぱり2Dで充分だなぁという感想。むしろメガネ重いし気が散るし、値段も高いし、2Dの方が断然いい。3Dはディズニーランドのミクロアドベンチャーくらい派手にやってくれなきゃ面白くない。

でもヒューゴは本当によかったぁぁぁぁ!!!


以下ネタばれあり。多分。


駅の時計を動かす仕事をしながら、こっそりと駅に住む少年、ヒューゴ。時計屋を営んでいた父の影響から、機械に興味を持ち、簡単な故障ならすぐに直せてしまう腕前。
そんな彼が長いこと修理に情熱を燃やしていたのが、父の形見である"機械人形"。
きちんと修理して動くと、文字を書くという、なんともわくわくする人形!
この人形を中心に、様々な登場人物の人生がリンクして、動き出していく。
なんと言ってもこの映画で素晴らしいのが、子供の頃みたいに湧き出してくるこのわくわく感!
人形が動いた時の、何を書くんだろう?っていうあの瞬間は勿論のこと、最後にハート型のカギが必要だとか、そもそもヒューゴが住んでいる場所の感じとか。子供の頃、誰もが一度は憧れた秘密基地みたいな場所なんだもの!
そのわくわく感をさらに倍増させるのが、イザベル(クロエ)の存在。本と冒険が大好きなイザベルと、気付けば同じ目線で、知りたがったり、興味を持ったりしてしまう。

その上更に、この映画で重要な存在となっているのが、映画。映画を愛する人たちがたくさん出てきて、ヒューゴもお父さんも映画が好きで、映画好きにはそりゃあ堪らないわけです。
ちなみに関係ないけど、ヒューゴ役のエイサ・バターフィールド、リトル・ランボーズにも出てるんだね!映画ネタ繋がり。

あと、個人的に気に入ったのが、ベン・キングズレー演じるイザベルの育ての父、パパ・ジョルジュのお店。色見とか、ちょっとストレンジな雰囲気とか、ちょっとヤン・シュバンクマイエルの映画の中みたい、と思って。
ベン・キングズレーもとても素敵だったな。

そうそう、原作が読んでみたい!「ユゴーの不思議な発明」、ブライアン・セルズニックが著者とのこと。イラストレーターでもあるらしく、マーティン・スコセッシはその挿絵に惹かれた、って書いてあったよ。気になる。

最近貪るように映画観てます。今年の頭から、放置していたtumblrを一旦リセットして、観た映画の記録用にしてみたよ。ジャケ並べるのすごく楽しい!
http://judyinafternoon.tumblr.com/

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